【エロゲ】サツコイ~悠久なる恋の歌~ 感想
タイトル | サツコイ~悠久なる恋の歌~ |
ジャンル | ~捕食する者と捕食される者の恋愛ADV~ |
原画 | 風見春樹 |
SD原画 | あおなまさお |
シナリオ | 瀬尾順 |
感想
ミドルプライスのゲームということもありさくっと終わりました。
春ポコ、あえてのが明るい感じのお話だったけど今作は暗いお話でした。
内容としては、うーん...
シナリオ
全3ルート、2つ終わらせると最終章のルートが開放という形式。
直さんのルートははつゆきさくらを思い出した。なんとなく。
愛する人のために死ねますか、ってキャッチコピーだったけどそうでも無い気がする。
主人公はしょっぱなから死ぬ気まんまんだし。
どちらかと言うと家族とは、ってところが重要だったけどあのお話ではあんまり解決した気がしないなあ。最終章では主人公が驚きの早さで悟ったようなこと言い出すし。
テキスト
明るいシーンは楽しかったけど、シリアスなシーンだとちょっと荒い感じがした。
ネタバレになるので後に回すけど、矛盾ってほどじゃなくてもなんかおかしくない?ってところがちらほらと。
グラフィック
普通に良かったです。
立ち絵よりもイベントCGの方がいい感じ。
音楽
普通。
ボーカル曲の垢抜けない...って言ったら失礼だけど、こういう雰囲気は流行りなんでしょうか。
システム
ALcotのゲームは次の選択肢までジャンプするというとても便利な機能があっていいと思います。
...つまるところ、(好感度的な内部変数によって分岐が変わるような複雑なフラグ制御は行ってないという意味で)一本道なシステムです。
こういう形式はゲームであることの利点を大きく潰してるような気がするのであんまり好きではないです。
流行ってるけど。
まとめ
割と期待してた割にはあまり楽しめなかったです。
あと結構短い。ミドルプライスということを考慮しても短かったんじゃないかな。
ネタバレ注意
以下はネタバレ注意です。
直ルートで、直自身については全然語られなかったのが残念。
人魚と人間の恋とはこういうものです、ってだけのお話になってる気がする。
新田サンルート、イズナが何をしたかったのかよくわからん。
イズミの発情期の容態が直ルートと違いすぎるのは何だったんだろうか。
人魚の死体って泡になるんじゃなかったっけ。成魚はならないのかな?悠が殺されて手首だけ残ってる、ってシーンでなんで手首は泡になってないんだろうと思ってた。実は死んでなくて最後にひょっこりとかかなーと思ってたんだけどそんなことはなかった。
最終章、前2ルートからちょいちょい引き継いでるような展開もあったけど、別にループしてるとかそういうわけではなかった。あれは何だったんだろうか。
加納さんとの和解が唐突過ぎてなあ。加納さんの声のイメージが全然合わない。
イズナって相当強いって設定だった気がするけどなんで相場程度に苦戦してるの?共通ルートらへんで刃物のたぐいは効かない的な発言してなかったっけ。
イズナとの和解もいきなりすぎるんだよなあ。
結局のところ最終章で何が変わったんだろうか。
結局悠はイズミを食べたしイズナと悠は和解してないし悠が成長したかって言うと微妙だし。